TOP > EUROBEAT Review
Last Update : 2004/02/22
 

毎度毎度遅くなってますが、145レビューです。
前評判はあんまり良くなかったですが、聴きこんでいくと、やはりいいですね。
特に「I CAN FEEL YOU / SUSY WENDER」に感動(笑。
146は7070なので、次回のレビューは147ですか。

過去のレビュー
SEB144 / SEB142 / SEB141 /
01. ME, MYSELF & I / CHRISTINE
(S.Castagna - E.Somenzi - C.Codenotti) / Pro: S.Castagna
Label: SCP / BPM: 145.0 / Evaluation: ★★★★★(5/5)
 うーん、あはれなり…。「和風ユーロビート」とでも名付けてしまいたくなるほど、「和」色が強いこの曲が1曲目。Castagnaらしい日本贔屓な音使いの美しさに、ただただ脱帽。BPMはあえてゆっくりで、おしとやかに、みやびに突き進んでいきます。いきなり余談ですが、オランダFRESH FMの「I Venti d'Azzurro」の番組内で行われたCastagnaのインタビューで「... and even the old japanese sounds he could use for a inspiration」と発言していたのは、まさにこのことではないでしょうかね?彼なりに、「old japanese sounds」が表現できていると思います。
 さて、その音使い、細かく見ていけばきりが無いのですが、オープニング/イントロに響き渡る琴の音色には唖然。静かな状態からいきなりリフに突入するので、毎度のごとくイントロにもう少し凝って欲しかったなというのはありますが、味を出している点ではまずまず評価できますね。リフは「美しい」の一言。和楽器とシンセの絶妙な組み合わせで、哀愁感を醸し出してます。メロに入ってからも和楽器満載。Bメロ>サビは、もう少しがっちりと区別したほうがよかったとは思いますけど、サビ自体タイトル連呼でわかりやすいので、まぁ許容範囲でしょう。Extended部分も含め、非常に雰囲気が出来ている曲。ただ、このタイトルとこのトラックに何の関係があるのかはイマイチわかりません。歌詞を意識せずに音を楽しんで欲しい曲ですね。おすすめです。
 
02. FOOL FOR YOUR LOVING / JEAN LOVE
(M.Rizzi - G.Foglia - C.Moroni) / Pro: Newfield & Sinclaire
Label: DELTA / BPM: 154.0 / Evaluation: ★★★☆☆(3/5)
 はて、このvo.は誰でしょう?トップページにも書いたんですけど、聴き覚えのあるような、ないような…。
 Rizziさんといえば、「POWER OF DESPERATION」にやられたんですけど、今回は…(^^; イントロこそ、「JUMP / VAN HALEN」ちっくな(ちょっと違うか…)感じがして期待できそうなのですが、シンセが入ってからはDELTA臭くてゲンナリ。まぁリフもBudriesiかお前は、という感じがして、ノッペリ感が否めませんし、メロに入ってからもなんだか無駄なサンプリング(特に2番)が入ってたりと、ちょっと期待はずれな部分が多いですね。各パーツのつなぎ部分はなかなか巧いんですが、肝心なパーツそのものが、なんとなく物足りない気がします。Extended部分作り方は好きなんですけどね…。それにしてもこのアーティスト名、どうにかならんかな…。
 
03. SUNSHINE IN YOUR EYES / DAVE & DOMINO
(S.Oliva - G.Pasquini - A.Benati) / Pro: Dave Rodgers
Label: A-BEAT C / BPM: 152.0 / Evaluation: ★★★☆☆(3/5)
 噂を否定するかのごとく、夫婦が一発かましてきました。しかし、リフのシンセ音や重たいバスドラの音で判断すると、どうも蔵出し曲っぽい気が。まだ仲がよかった頃の曲なのでしょうか…(^^; 相変わらずBenatiが入っているので、わりと平和系のサウンドスタイルですが、Olivaがメインに座っているせいか、メリハリの効いた、彼らにしては高BPMな曲に仕上がってます。今までの彼らの作品で言えば、「NOTHING'S GONNA CHANGE MY WORLD」が、音使いや構成を考えると一番近いでしょうか?
 タイトルどおり、夏気分で攻めてくれるイントロはまずまず。ボコボコしたこのリフの音も今聴くと新鮮ですね(笑。メロ以下は比較的おとなしいですが、BメロラストのDAVEのシャウトなんかは、なかなか聴き応えアリ。サビもタイトル連呼でいいんですけど、全体的にどうも優等生的な曲になっています。スピード感もあって、彼らの曲にしては良い方だとは思いますが、インパクトがないのか、「普通」の域から脱却できてないんですよね。悪くはないんですが、そこまで良くもなく。やっぱり「普通」です。
 
04. HARMONY / REGINA
(D.Di Marcantonio - M.Rossi - L.Stanga) / Pro: D.Di Marcantonio & L.Stanga
Label: VIBRATION / BPM: 160.0 / Evaluation: ★★★★★(5/5)
  さて今月のVIBのお時間です(笑。REGINA名義になろうとも、相変わらず160の高速哀愁で攻め攻め。ただ、どうしてもこの名義では前作「LET THE PEOPLE SAY」のような雄大な曲を想像してしまうため、今作はこぢんまりとして聴こえるのが残念です。ですが、そこはやっぱりVIB、 哀愁をやらせたら巧いですね。
 雰囲気たっぷりに、どんどん上げていくイントロは、キックが強いのに細かいシンセが巧く絡み合っていて、淡白ながら実にスマート。まぁリフが内へ入っている感じで、個人的にはここだけ不満なのですが、Davideらしく8拍ずつ変えてドラを叩いてみたり、ドラムロールでまとめてみたりと、マニアなら思わず笑みがこぼれそうな感じ(笑。Davideの特徴であるAメロとBメロのメリハリとBメロ全部を使った追い上げがないのは非常に残念なのですが、Bメロのアタマやサビあたりで細かく凝っているのは流石。Bメロ>サビ、サビ>リフの流れもいい感じですし、何よりサビの音の重ね方、これは鳥肌モノ。シンセやサンプリングの入れ方が完璧で、非常に雰囲気が出てるように思います。Extended部分のAメロやサビ、エンディングの繰り返しからピアノで〆るところなどを含め、最初から最後まで一貫した雰囲気作りがなされていて、やはりとても素敵です。やっぱりこの人たちは巧い。贔屓目もあるかもしれませんが、純粋に感動できます。残念な部分はあれど、やはりおすすめせざるを得ません(^^;
 ちなみに、REGINA名義は147にも連続で収録予定。「BEAUTIFUL DAY / DEE & REGINA」ということで、6年ぶりに登場のDEE DEEとのデュエットみたいです。(情報提供:motoさん)
 
05. WAKE ME UP / KING & QUEEN
(G.Pasquini - A.Milani - S.Oliva - D.DeVincenzo) / Pro: Dave Rodgers & S.Oliva
Label: A-BEAT C / BPM: 145.0 / Evaluation: ★★☆☆☆(2/5)
 騒動に巻き込まれてK&Qもメンバーチェンジ?どう聴いてもNUAGEがいるような気がするんですけど…。クレジットにもDで始まる見慣れぬヒトがいますし…(謎。どうでもいいのですが、KING&QUEEN名義の曲って、5曲目に収録されることが多くないですか?「HE-HEY DANCIN'」から「FLY INTO THE MOONLIGHT」まで、「WINNIE THE POOH」含めて5〜6曲が5曲目収録。狙いがあるんでしょうか?(笑
 さて今作は、渡辺さんのライナーどおり若干の路線変更。NUAGE加入のせいなのか、K&Qの特徴だった高BPMもイケイケ路線もなくなってしまいました。うーん…これじゃまるで、NUAGEの外れ曲みたいだ…。Olivaがいるので、曲のメリハリという部分では文句無し。ですが、BPMをおとしたくせに無駄に明るいところだけは残っているため、どうも噛みあわない感じ。特にBメロのあたりがなぁ…。サビの細かい音使いはまずまずですが、全体的にやっぱりどこか不自然。盛り上げたいのか、聴かせたいのか、はっきりした方が良いと思います。どうしたK&Q。そろそろNUAGEは「悪女」というレッテルを貼られそうな予感がします(笑。
 
06. FOREVER YOUNG / SYMBOL
(S.Dall'Ora - A.Clerici - S.Valeo) / Pro: G.Maiolini & S.Dall'Ora
Label: TIME / BPM: 157.9 / Evaluation: ★★★★★(5/5)
 Remix Battleでも扱ったSimoneさんが3作連続収録。珍しいこともあるもんですね(笑。毎度のことながら、ギターにSimoneさんのバンド仲間のAndrewを起用し、ROCK色の濃い仕上がりになってます。
 いきなりサビのタイトル連呼でスタートするわけですが、直後からギター2本とドラが追って、さらにシンセまで加わって…と、だんだん音数が増えていくイントロのこの展開、なんだかわくわくさせてくれますね。リフは「QUEEN OF MY ECSTASY」の続きのような感じですが、ドラも重たい上に、ギターが何本も重なっているので、実に硬派。後半からパーカス強くなっていて、リフだけで一つの世界観が完成しているのも特徴でしょうか。Aメロが2度続いているのですが、旋律やアレンジの面でやはり強弱をつけており、聴かせてるなぁといった印象。Bメロもいい具合の転調に加え、音が一段と多くなっていますし、最後4拍での盛り上げも絶妙。サビは、vo.こそのっぺりしているものの、その後ろのトラックが素晴らしい。vo.に同調するメインギター、リフと同じ旋律で攻めるシンセ、細かく動くサブギターとパーカス…これだけ音が厚く揃っていると、もう文句は言えません。各パーツのメリハリもしっかり。Extended部分もギターソロがあったりでかっこよく出来てますし、間違いなくリスナー受けする曲だと思います。やっぱSimoneさん最高ッス。えぇ、もちろんおすすめです。
 
07. LIVIN' ON A PRAYER / NIKO
(J.F.Bongiovi - C.Desmond - S.Richards) / Pro: B.Sinclaire
Label: DELTA / BPM: 146.0 / Evaluation: ★☆☆☆☆(1/5)
 「IT'S MY LIFE」とおんなじじゃん(苦笑。しかも俺の大好きな曲を…(泣。言いたいことは144レビューをご覧ください。同じです。
 
08. I'LL BE LIVE / BABY GOLD
(C.Accatino - F.Rimonti - R.Festari - A.Girbaudo) / Pro: Accatino & Rimonti
Label: Hi-NRG Attack / BPM: 144.2 / Evaluation: ★★☆☆☆(2/5)
 さて、気を取り直して…。といきたいところですが、これもどうも。このテクノちっくなイントロはどこから借りてきたんでしょうか、全然リフ以降と雰囲気が異なるので、一瞬戸惑いませんか?リフ以降は、HRGにしては低BPMで聴かせる感じ。「VIVA L'AMOUR」(覚えてますか?)の低BPM版っていう具合ですかね。Bメロがの作りが甘いのとサビがノッペリしているのが不満なのですが、雰囲気は比較的よく出てるのではないでしょうか。でもこのサビのせいか、「VIVA L'AMOUR」同様、あんまりパッとしない曲だなぁ、と。英語も間違ってますし…。
 どうでもいいのですが、最近のHRGの楽曲、マスタリングが変なのか、音質悪いですよね。この辺、ちゃんとしておかないと、細かい部分までよく聴こえないのですが…。
 
09. FIGHTIN' OVER FREEDOM / ACE
(S.Castagna - C.Codenotti - E.Somenzi) / Pro: S.Castagna
Label: SCP / BPM: 154.0 / Evaluation: ★★★★★(5/5)
 もう一度、気を取り直していきましょう。すでに振りもついてヒット中のこの曲。ずばり一言「かっこいい」です。インパクトもあるし、振りがつくのは当然。重たいトラックがCodenottiの男くさいvo.と相まって、ホント良い味だしてます。最近のSCP楽曲のなかでは一番かな?しっかし、ACEも毎回毎回ご苦労様です(笑。
 今回の特徴としては、前作とは異なり攻めに転じたことでしょうか。ギターが鳴るイントロは、やはりSCPらしく、どこかもったいない感じ。毎回言ってますが、このレーベルはイントロさえしっかりすれば、完璧なのに…。しかし、リフ以降は、その寂しさを払拭するほどの激しさ。あまり動かないリフやAメロはどっしりとした安定感があり、これはこれで納得。Bメロの転調は甘いですが、まんなかのシンセの動きと、SCPらしくサビ直前でがっつり上げていくスタイルが重たいトラックにピッタリとハマっていて、この時点でわくわくするんですが、圧巻なのはサビ。だんだん上がっていく「come on!」のシャウトで一気にスパーク。ここはたまりません。後ろに絡む細かいベース&シンセもいい働きで、100点満点。エンディングの静かな部分も、戦い終わった後の静けさのような感覚さえ呼び起こしていて、雰囲気もばっちり。いやぁ、こりゃ素晴らしい。音作りを考えても、SCPの楽曲スタイルの集大成といっても過言ではないでしょう。間違いなくおすすめできます。
 
10. LOVELY TANGO / HELENA
(S.Dall'Ora) / Pro: G.Maiolini & S.Dall'Ora / Add: L.Degani
Label: TIME / BPM: 154.0 / Evaluation: ★★★★☆(4/5)
 やっぱElena嬢はこういう曲じゃないと…。いかにもDall'Ora親父の作品といった、不思議なダーク哀愁系の仕上がりですね。タイトルどおり、どこかオリエンタルな音をふんだんに散りばめたり、サビ・リフで、ヘンテコなペニャシンセを入れて、ちょっとクセをつけているのも乙です。
 語りの入ったイントロ(オープニング)からしてDall'Ora臭くて個人的には好きな感じなのですが、30秒あたりからの流れが特に素敵。いつもどおり、サビをアタマに持ってくる手法なのですが、微妙にvo.を抜いているためか、バックが良く聴こえて、ドラによる強弱のつけ方などがはっきりしていて、なかなかの聴き応え。リフこそもう少しハキハキしてくれたらよかったんですけど、メロに入れば、Elena嬢のvo.と、微妙にパンを振った美しくもあり激しくもあるトラックとの絡みが素晴らしく、次第にこの曲の雰囲気にのめり込んでいくのがわかります(笑。Bメロの振り方や、絶妙な音使いで、滑らかな曲線を描きつつ盛り上げていくところなども素敵。実はBメロに20拍使ってるんですけど、それでも間延びしない作り方は、さすがDall'Oraです。サビはタイトル絶叫型でわかりやすく、またシンプルかつ重厚なメロディで、ある程度の悲壮感を出しているので、非常に聴きやすいのが特徴ですかね。リフがやっぱりちょっと情けないのでそこだけ直せば完璧でしたね、こりゃ。メロだけなら「BROKEN HEART / HELENA」に負けず劣らずの素晴らしさだっただけに、惜しいです。個人的には好きですが、これは聴く人によって好き嫌いが分かれそうな気がします。
 
11. RAISING LOVE / MEGA NRG MAN
(G.Pasquini - F.Rizzolo - S.Oliva - L.Raimondi) / Pro: D.Rodgers & Master X
Label: A-BEAT C / BPM: 153.0 / Evaluation: ★★★☆☆(3/5)
 これ名義間違えてませんか?MEGA NRG MANというよりは、MR.GROOVE名義の方が似合いそうな気がします。「WHITE LIGHT」っぽい雰囲気だからでしょうか?それとも、Rizzolo独特の、vo.メインのアレンジ方法のせいですかね。音的には、そこまで古くはないものの、130台に収録されててもおかしくないくらいの曲ですよね。いずれにしても、Tomas兄さんでよかったです。噂どおりMatt Landだったら泣いてます(笑。
 さてイントロ。「WHITE LIGHT」と雰囲気が似ているせいか、なんだか夏っぽく感じてしまうのは私だけでしょうか。いやイントロだけでなく、リフも、メロもなのですが。ただまぁ、イントロとしては合格点。綺麗に纏め上げてると思います。リフも近年のRizzoloを象徴する、優等生的なメロディライン。これはこれで悪くないのですが、どこかナヨナヨした印象。このあとにVirginelleが歌い始めても文句なさそうな感じで…。Aメロはやはり寂しいですね。最近のA-BEATは、バスドラが厚いのでなかなか気付きませんが、音数はTIME以下です。Aメロ>Bメロの転調はなかなか。Aメロが早口だったのに対し、Bメロではのびのびと歌っていて、Rizzoloらしさを感じさせてくれます。ただ、盛り上げが今ひとつ足りないのでしょうか、ちょっとBメロ>サビがムリヤリっぽく感じます。サビもなかなか。「れいじんらーふぉーまはー!」でまずまずのインパクトがある上に、うねうね動くシンセも印象的です。ただなぁ…全体的にみると、もはや「MEGA NRG」MANではなくなってます。ナヨいんですよ。もっとオトコ臭い曲の方が、Tomas兄さんには合ってると思うんです。ここ数年、毎回オトコ臭くなくなってますが、今回は特にそう感じてしまいます。
 
12. BYE BYE BABY / PIZZA GIRL
(G.Foglia - L.Gelmetti) / Pro: Newfield & Sinclaire
Label: DELTA / BPM: 154.0 / Evaluation: ★★★★★(5/5)
 すでにフロアヒット。DENISE同様GabrielliからFoglia-Gelmettiに代わったPIZZA GIRLですが、この組み合わせで期待できないわけがありません(笑。
 この作品の特徴としては、やはり楽曲がドラマ仕立てになっているところでしょうか。最初の車に乗って出て行く場面から、最後の飛行機に乗って飛んでいってしまうところまで、実に飽きさせずに聴かせてくれます。肝心なイントロは、まさに現代版「GIVE ME THE NIGHT / VICTORIA」。そのまんまという意見もありますが…まぁFogliaもGelmettiも、よく過去の作品からパクってますからね…(笑。でもこれはこれで、グイグイ引っ張っていってくれますし、個人的には好きな部類。それよりも注目はリフでしょう。単純ながらも、押さえるべきところは押さえている、非常に出来のいい、お嬢さんタイプ。きちんと響いているバックの切ないシンセとパーカッションも、その素敵さを増しています。まさにユーロビート。Gabrielliが目指していた、「原点回帰」が、この2人のベテランの手腕で、きちんとなされているのは涙モノ。Aメロが若干寂しいのは難点ですが、Bメロ以降のスムーズな展開と、後半のギターの入りとドラは、静かながらも実に綺麗。サビもタイトル連呼で非常にわかりやすい上に、vo.さんもきちんと気合いを入れて歌ってくれてまして、文句無し。まんなかで、グイッと盛り上げているのも実に良いです。いやぁ、シンプルといえばシンプルですが、重要な部分はきちんと押さえていますし、過去の作品へのオマージュではないですけど、Gelmettiが真剣に、自分たちの色を出そうとしているのが、手にとるように伝わります。歌詞も素敵ですし、雰囲気も抜群。これは、おすすめせざるを得ません。
 
13. I WANNA BE THE NIGHT / CHRIS T.
(G.Pasquini - L.Raimondi) / Pro: D.Rodgers & S.Oliva
Label: TIME / BPM: 145.0 / Evaluation: ★★★☆☆(3/5)
 えー、まずお詫びから。ウチのトップに当初書いたトラックリストでは、タイトルを「I WANNA BE THE KNIGHT」、アーティスト名を「KRIS T.」と書いてしまいまして、そのトラックリストがmotoさんのサイトやSEブンブンダラーさんのサイト、果ては海外サイトにまで行っちゃいまして、関係各所にご迷惑をおかけしました。お詫びします。だって、カタカナで書いてあるんだもん…(泣。A-BEATだけは、事前に曲目を把握できないので。
 さて、このCHRIS T.さん。vo.は聴いたことあるようなないような…。CHRISというと女性の名前なんですよね。もしかしてCHRIST…キリスト?んなことはどうでもよくて、この曲。はっきりいってしまいますと、BPMが遅いせいもあって、なんだかのっぺりな曲です。イントロの凝りも少ない感じで、vo.を絡めるなどした方がよかったのかな、と。リフもシンセ一本貫き型で、いかにもA-BEAT臭い感じがしますね。Aメロバックのシンセの動きは好きですが、主旋律がのっぺり。Bメロも、シンセこそ増えたものの、やはりvo.を中心にのっぺり。ラスト以外、まったく上がってこないせいもあるのでしょうか。サビはタイトル連呼でいいのですが、無駄に韻を踏んでいたりしていて、面白みに欠けるつくり。もう少し変化が欲しいです(笑。Raimondiが絡んでるだけに、どうしても王道を走ってしまっているのが難点なのでしょうか。A-BEAT好きな方にはもってこいかもしれませんね。
 
14. DON'T YOU FORGET MY LOVE / ALEXIS
(S.Dall'Ora) / Pro: G.Maiolini & S.DallO'ra / Add: L.Degani
Label: TIME / BPM: 156.0 / Evaluation: ★★★☆☆(3/5)
 10曲目の「LOVELY TANGO」とはちょっと性格を異にする、シンプル系の哀愁。いかにもDegani絡んでますといった感じ(笑。
 オープニングは、シンセ2本とピアノが素敵に絡み合うところから始まり、ドラが入ってなおいい感じなのですが、そのあと通常のサビに向かうところで、なんだかトーンダウン。リフも動きが少ない上に、シンセの音色の関係なんでしょうが、どこかむず痒い感じ(^^; Aメロ・Bメロとも、ほぼピアノと細かいシンセのみがエッセンスとして働いているだけなので、もう少し音数を増やして欲しかったな、というのが本当のところ。Bメロも、一昔前のDall'Oraっぽく20拍と短いもので、これじゃぁサビまでの盛り上がりに欠けるわけですよ。まぁそのサビはタイトル連呼でなかなかわかりやすくていいんですけど、やはり全体的にはパッとしたところがない印象ですね。Extended部分のサビで、ちょこまか動いているシンセは面白いんですけどね…。うーん…。
 どうでもいいんですけど、この曲は、なんと言っても歌詞が面白くない。まるで、過去の楽曲のタイトルを並べただけみたいで、ゲンナリしそうです。歌詞考える暇なかったんかな(笑。
 
15. COCOA BILL / BABY BAZOOKA
(C.Accatino - F.Rimonti - R.Festari - A.Girbaudo) / Pro: Accatino & Rimonti
Label: Hi-NRG Attack / BPM: 160.0 / Evaluation: ★★★☆☆(3/5)
 Cocoa Billって何なんでしょう?馬の名前?歌詞を読んでもよくわからないのですが(^^; 馬の走る音とファンファーレみたいな音で始まるところから推測すると…はやり馬ですかね?バンコマと関係あるのか??
 ということで、イントロがファンファーレみたいな音のリピートで終わったと思ったら、いきなりリフに突入。こちらはなかなかの動きをみせているし、所々にタンバリンの音が挿入されていたりでいい感じですが、Aメロがどうも聴き覚えのある感じ。しかし、それに続くBメロのこの不思議なメロディライン…なんかこうグッとくるのは私だけでしょうか?バックのシンセもコミカルっぽく、いい動きをしています。サビは…これもどこか聴き覚えのある旋律。昔の曲なのかなぁ?メロディラインこそありきたりですが、サウンドメイキングの方では、相変わらずのHRGっぽいドラ叩きは健在で安心させてくれます(笑。ただやっぱり、サビにインパクトがないせいもあってか、MACHに収録されてても17曲目とかその辺の感じで、ちょっとイマイチ感は否めません。どうしちゃったんでしょう?
 
16. NEVER GIVE UP (In the Name of Love) / KEVIN JOHNSON
(D.Budriesi - L.Gelmetti - C.Moroni) / Pro: Newfield & Sinclaire
Label: DELTA / BPM: 160.0 / Evaluation: ★★★☆☆(3/5)
 Budriesiの名前、久々じゃないですか?イントロのあたりは、ピアノを絡めたり、シンセを絡めたりでシンプルながら素敵なつくりでいいんですが、リフがなんだかなぁ…。2曲目同様、上辺だけの深みのないシンセに加え、ハンドクラップのようなドラがハキハキしすぎて、軽快というよりは軟派に聴こえてしまいます。旋律はいいのになぁ…。しかし、Aメロ以下の旋律はなかなか。耳に入るのがシンセ2本だけと少々寂しいですが、流れは結構美しく、特にBメロの後半、ゆっくりひっぱるところなど、ホント雰囲気たっぷり。サビはSEB132の「IN THE NAME OF LOVE / K.JOHNSON」よりマシですが、ここはここでどうもインパクト不足。なんだろう、パンチ力不足かな。決して悪くないんですが。どこか違和感が。Bメロは毎回いいのに(「ブーミインサイッ」も2chでも流行りましたし(笑。)、サビが毎回…。やっぱりBudriesiは、この軟派なバスドラが毎回カラダに合わないというか…。申し訳ないです。
 
17. I CAN FEEL YOU / SUSY WENDER
(G.Pasquini - S.Wender) / Pro: D.Rodgers & S.Oliva
Label: A-BEAT C / BPM: 138.0 / Evaluation: ★★★★★(5/5)
 BPM138は、最近のユーロビートの中では最遅のBPM。もはやユーロビートと言っていいのかわからなくなってきましたが、これくらいのBPMならば、一般受けしそうな気もしませんか?SUSYもリアルアーティストとしてしっかりとアーティストコンセプトが確立できてますし、@社のコンピにだったら入れてあげてもよさそう…。個人的にはNUAGEよりも、断然SUSY派です(笑。そんなSUSYさん、今回もしっかりとクレジットされてますね。本名かはよくわからないけど、Hを発音しないあたり、いかにも西大陸のヒトといった感じがします。雑談終了(笑。
 イントロがこれまた素敵で…。演歌みたいにじめじめした雰囲気を漂わせてます(笑。でもいいですね、こういう雰囲気。作りも丁寧ですし、やはり低BPMだと、いろいろな部分が見えてきますね。リフのメインシンセこそ動きの少ないものですけど、バックのパコパコしたシンセが涙を誘います。サビまでずっとついてくるんですけどね。Aメロは若干寂しいです。ピアノをもっと前に出すか、16拍ごとに、Bメロみたいにキラキラシンセを入れても良かったかもしれません。でもBメロ、これは美しい。メインのシンセに、キラキラシンセとピアノががっちり絡み、そこにSUSYの切なそうで苦しそうなvo.が入って、感動もひとしお。それ以上に素晴らしいのはサビ!あぁ、もう崩れそうです。聴くたびに鳥肌立ちます。切なく歌うSUSYに、こまやかなシンセと大胆なシンセのメリハリ。あぁもう、ホント苦しいです。ごめんなさい、素直に感動。言葉にできません、これは。サビだけで文句なく五つ星です。「RUNAWAY」もよかったけど、これはさらに上を行きますね。BPM遅いですけど、聴くときは、ピッチアップよりピッチダウンで。
 
18. WE'LL SEE HEAVEN / DIGITAL PLANET
(S.Brandoni - S.Oliva - G.Pasquini - A.Contini) / Pro: Dave Rodgers & S.Oliva
Label: A-BEAt C / BPM: 150.0 / Evaluation: ★★★☆☆(3/5)
 大阪にもきていたStefanoさんがメインで作曲?この面子を見る限りでは、思いっきりROCK色の濃い曲を想像していたんですが…
 ギターの掻き鳴らしから始まるこの曲ですが、イントロも後半に行くにしたがって、どこかほんわかした感じが。しかし、しばしの小休止から一気にリフにいくと、耳を劈くような音でかき回されます…。たしかに動きもあり、メリハリもついているのでいいんですが、洗濯バサミで耳たぶをはさんだような、微妙な痛さが残るんですよね。なんだろう、イントロとの差が激しすぎ?Aメロとの差も結構あるんですよ。AメロBメロはベースと細かいシンセで攻めてますが、ここはフツーですし、サビも頑張って歌ってるのに、音の割に軽やかで、どうもインパクト不足。しかもサビのバックが煩すぎて、個人的にはちょっとゲンナリ。最後まで聴くと疲れてしまいます。雰囲気は悪くないのですが、部分部分が荒削りすぎ、というか角が立ちすぎな気がします。むぅ。生音ではなく、電子音で掻き回されているような感じがして、そこがやっぱり気に食わない部分ですね。まぁDIGITAL〜だからしょうがないですけど(^^;
 
このコーナーは、私michelleが勝手気ままに新譜をレビューするコーナーです。
すべて自己流の聴き方によるもので、いち個人としての見解を述べているまでです。
基本的に、発売当日にレビューしてますので、おすすめ&レビューは第一印象がすべてです(^^;
聴きこんでいくうちに気に入ってしまう曲も多数ありますので、つっこまないでください(笑
過去のレビュー
SEB144 / SEB142 / SEB141 /